■書店奉仕28年目にして初めての窃盗事件■

 左の写真は、警察署から来てくださった2名の鑑識課課員のうちの1名の方が指紋採取、足跡採取をしておられるところです。書店の裏のところではもう一人の鑑識課課員の方がレジについている指紋採取をしていました。私服刑事や巡査の方など、総勢7名が駆けつけてくださいました。

 2009年5月20日(水)の午前7:30から8:30の間に、レジの中のすべのお札とすべての500円玉が、完全に盗まれてしまいました。

 その日は、朝早い時間に書店のシャッターを開け、店の出入り口のサッシのロックはせずに、裏でごみ出しの缶・ビン・ペットボトルの振り分けをしていました。ペットボトルや空き缶を潰しながらの作業でしたので少し時間がかかりました。そのあいだ店は無人状態。

 それからごみ出しをし、店には戻らないでそのまま3階(自宅)に上がって朝食を摂ってから1階(書店)に下りてきました。その時点ではレジの中のお金の異変には気付いていません。身内の者がクロネコさんの荷物発送のため来店したのですが、その後買い物をしてくれたので、運賃と品物代の合計を出してお釣りを渡そうとして初めて異変に気付きました。前日までたくさんあった500円玉が無くなっているのです。近頃書店を手伝っている娘に聞きましたが知らないとのこと。不審に思ってレジの引き出しを引いてお札を確認しましたら、千円札も5千円札も消えていました。さらに、硬貨入れの下に置いていたお客さんに返すべき1万円札4枚とさらに1枚も、クリップをはずした状態で消えていました。この時点でやっと窃盗事件だと気付いたのです。

 娘が横から、「お父さん警察に通報しないと、110番」とすかさず言ってくれたのですが、どうしよう、大ごとになるなあと思案していると、「早く警察に電話して犯人を見つけないと、味をしめて犯行を繰り返すよ」との言葉に我に返り、すぐに110番しました。電話に出てくださった方が、「とにかくレジ周りを触らないようにしてください。指紋が分からなくなるといけませんから。犯人の足跡も採取しますから現場を離れて待機していてください。鑑識係りをすぐに行かせますから」とのこと。にわかに現実味を帯びてきたのでした。

 20分ほどすると若い巡査さんが2名、鹿児島中央駅前交番からバイクで駆けつけ、そのあと鑑識課の人2名がワゴン車で、さらに私服刑事さん3名がセダン2台でそれぞれ駆けつけてくださいました。鑑識課の方が手際よく指紋採取、足跡採取をされ、巡査さんと私服刑事さんからはいろいろと尋ねられ、メモを取られ、近所の人は遠巻きに覗き込み、約2時間のあいだ「警察24時」のTV番組さながらの風景が書店内外で繰り広げられました。

 鑑識課の方や私服刑事の方との会話の中からいろいろと教えられ、いくつかの収穫がありましたので、お分かちしたいと思います。
 @事件が起きたらすぐに110番して現場検証してもらうこと。犯人は必ずどこからか見ていますから、この物々しい様子を見せ付けてやらなければなりません。そうしなければ2度3度と同じところに盗みに入ったり、仲間にあそこの店は盗みやすいという情報を流しますからね、とのことでした。
 A窃盗犯の犯人は遊ぶ金ほしさの人が大半です。そういう人はお金に対する価値観が麻痺しやすいですから、罪意識が低下した中で犯行に及びます。生活に苦労している人は1000円札1枚の重みを知っていますから、あまり無茶なことはしないようです。とにかく犯人が高ぶって同じ過ちを繰り返すようなことがないために、早く検挙して、徹底して罪の償いをさせなければならないのです。
 B防犯はしっかりしてください。犯行はうまく行けば行くほど、エスカレートしますから。

 なるほど、と思いました。

ゼカリヤ1:15 のみことばを思い出しました。
『しかし、安逸をむさぼっている諸国の民に対しては大いに怒る。わたしが少ししか怒らないでいると、彼らはほしいままに悪事を行なった。』

 ところで、被害総額は約10万円でした。かなり、青ざめました。建物保険をお願いしている方に電話を入れて、保証が付いているかどうかを聞きましたが、掛け金がかなり高くなるということで掛けていないですね。ですから保障はありません、とのこと。ああ、そうでしたか。

ヨブ記1:21
『主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。』


この経験は一生に一度あるかないかの特別なものです。これを神からの特別授業と受け止め、主が何を教えてくださるのかを期待しているところです。

ヨハネ13:7
『わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります。』

Tサムエル3:10
『お話ください。しもべは聞いております。』